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『ちはやふる』の8巻を読みました。
日本の漫画って、なんと質か高いのだろうと思ってしまいます。
登場人物の台詞が、妙に感動的だったりするのです。
原作者と漫画を書く人が違う場合もありますが、登場人物の言葉に癒されたり泣かされたりするのって、両方のバランスが絶妙なのでしょうね。(この作品はお一人で書かれているようですよ)
誤解を恐れずに言えば、子供の宿題に読書感想文が出たとき、本を読む習慣の無い親は、課題図書を与えておけばそれで良いと思うのかもしれません。でも本当なら、課題図書だけにこだわることなく、親が読んで面白いと思った本を、子供に薦めてみる方法だってあると思うのです。それがコナン・ドイルだろうが、有栖川有栖だろうがOKな筈。(敬称略で失礼。しかも両方ミステリって・・・)
読書感想文の目的は本を読んで感想文を書くことではなく、本を読む楽しさを子供に教えてあげることだと思います。何が何でも課題図書を読み、何が何でも既定の原稿用紙の枚数で書き上げることに拘るのではなく、何を伝えたいのか、何を感じてほしいのかを理解したうえで接したいと思うのです。話が反れちゃいましたが、『ちはやふる8巻』、面白かったです。
2010年3月17日 17:36
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