HOME > 最新情報 > BLOG -建築的じゃない日々- > 建築 > 梅雨時の洗濯物干し場
最近ではユニットバスのお風呂の中に、物干し用のパイプを設置して、換気扇と一体型になった浴室暖房機を点ける事で、お風呂全体を乾燥室のようにすることも出来ます。これはこれで便利。普段、洗濯物を干さないときでも、浴室を乾燥させられるということは、カビを防ぐことにもなりますから。
室内に干したいときには、普段は天井の中に納まっていて、必要な時にだけ下ろすことが出来る物干しパイプを設置することもあります。これはこれで、あると意外と便利な物。
家庭でも洗濯物を干す場所には頭を悩ませるのですが、これがタオルを沢山使う美容室や理容室なら、尚更のこと。勿論、乾燥機はフルに利用するのでしょうが、それでも足りないこともあるのです。
今回、御殿場に造っている美容室には、こんな物干しが設けられています。
天井の高さが6m近いので、その高さをフルに利用できるように考えられた物干しパイプ。
手動式では有りますが、長い物干しパイプをそのまま吊り下げているので、沢山のタオル類が干せそうです。それに室内の高い位置ならば、室温も高いので濡れタオルの乾きも早いことでしょう。
換気扇も回せば、威力倍増って感じですね。
天工舎一級建築事務所
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2010年6月30日 17:14
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