HOME > 最新情報 > BLOG -建築的じゃない日々- > 戯言 > 65年と北村西望
その像の作者が北村氏だと知ったのは、大人になってからでした。
しかも初めに知ったのは、『平和記念像』ではなく、『喜ぶ少女』の像でした。
偶然立ち寄った美術館で見たその少女像の、あまりの愛くるしさに、暫く見とれてしまったのです。
それが北村氏の作品を意識した最初で、後に『平和記念像』も北村氏の作品だと知るに至ったのですから、知らないと言うのは恐ろしいことです。
でも、きっかけはなんでも良いのです。
何かに興味を持ち、自分から動いて見聞きしたことは忘れません。
それが勉強であり、知識になると思います。
長崎では65回目の「原爆の日」を迎えていますが、本当は「長崎では」ではなく、日本の中での悲劇の一日であり、「日本の長崎市に原爆が投下されたあの日から65年目を迎える」のだと、意識したいと思います。そうじゃないと、記憶はいつか薄れていくものだと思うから。
天工舎一級建築事務所
←ブログランキングに参加しています。応援の一押しをお願い致します。
2010年8月 9日 09:23
| コメント(0) |
コメントする