サンダーバードの建築デザイン考

 
少し前に発売された、ジェリーアンダーソンのDVDコレクションで、「サンダーバード」の第一話を観ました。放送されたのが1966年、今から44年前の作品ですが、とても46年も昔に作られた物とは思えない完成度の高さを、大人になった今、あらためて実感しました。

原子力エンジンを搭載し、音速の六倍で飛ぶ旅客機の処女飛行。それを阻止しようと、車輪に爆弾を仕掛ける悪者。着陸することの出来なくなった旅客機を助けようと、出動するのが国際救助隊。かくして、ここにサンダーバードの初仕事が始まる、の巻でした。

随所に時代を先取りしたアイテムや設定が見られたのですが、私が面白かったのは、建物やインテリアのデザインでした。

未来を感じさせる洒落たデザインは、よく観るとミッドセンチュリーのテイストが満載で、建物の外観も水平垂直の線が強調され、鉄やステンレスと一緒に木の羽目板なども貼られ、まるでイームズの作品のよう。インテリアのデザインも、まるで「ハーマンミラーのプロデュースか?」と思うような雰囲気に観えました。

子供の頃には分からなかったことが、大人になった初めて気付くことが出来きて、違う意味で「観てよかった~」と、思えたDVDでした。ちなみに次号の「キャプテン・スカーレット」は、今月号より、もっと観たい作品です。お金が・・・・・・。

天工舎一級建築事務所
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