HOME > 最新情報 > BLOG -建築的じゃない日々- > ミステリ本 > 『真夜中の探偵』 有栖川有栖 著/読了
ちなみに本書から読み始めても、十分に楽しさを感じることは出来ますが、前作の『闇の喇叭』から読み始めたほうが、その100倍は楽しめると思いますので、是非そちらから読んでいただきたい。
本筋とは全く関係ありませんが、読んでいて思わず突っ込んだ箇所があります。主人公が人にあだ名を付けるシーンがあるのですが、あごの尖った人を「三日月」、丸顔の人を「満月」、そしてその流れで自分のことを「新月」と名付けると、忍者好きかと思われると自嘲するシーンに関して。
その流れで忍者好きと分かるのは、たぶん60年代頃に生まれた方で、TVで「忍者部隊月光」を観ていた人だけですから! と思ったのは、私だけではない筈。
私、忍者舞台月光が大好きだったので、思わず「彼らは、あけぼの機関をイメージしているのか?」と、深読みしてしまったほど。ここだけは是非、聞いてみたい気がします(笑)
秋の夜長に是非! お薦めの一冊です。
天工舎一級建築事務所
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2011年9月22日 17:00
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