HOME > 最新情報 > BLOG -建築的じゃない日々- > 戯言 > 見えないダメージ
ダメージの程度は、当事者では無いと分からないと言うことは、人でも植物でも同じことなのだと、あらためて気付いた。ダメージは、人には見えないことが多い。それは植物も人も同じことだ。
例えば誰かを少し押しただけでも、押された側にしてみると、その行為に心に傷を負ってしまうことがある。でも押した側には、そのダメージを見ることが出来ない。つまり傷付けたことを感じられない。
相手のダメージを感じないから、もっと傷付けてしまう。
たえず人の身になって行動することは、口で言うほど簡単ではない。
最良の方法は、自分の心に余裕があることではないかと思う。余裕がある人は些細なことで怒らないし、大きな声で怒鳴ることも無い。勿論感情に任せて暴力など振るうはずも無く、務めて温和に冷静に知識人として対応できるから筈だから。
植物も人も、もっと大きなそれ以外の何かに対しても、見えないダメージを与えることなく、そして与えられることなく過ごしたいと思うのです。
天工舎一級建築事務所
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2012年9月 4日 09:30
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