粉雪舞う朝

 
雨戸を開けると、辺り一面に雪が被っていました。
今もチラチラと粉雪が舞っています。良かった~、今日コンクリート打たなくて!

昨日、雪の中行った配筋検査の際に、「明日、晴れるのでコンクリート打ちます」と言われて、ビックリしました。この時期、温度補正を入れても、外気温が2℃を下回る可能性があり、チョッと危険です。

しかも前日に雪が降っていれば、耐圧盤の下に打たれた均しモルタルの温度は、グンと下がっている筈。その冷たく冷やされたモルタルの上にコンクリートを流し込み、さらに外気温が低ければ、コンクリートが割れたり凍ったりして、強度が出ないのは容易く想像できるからです。

現場は予定が狂うと渋っていましたが、こんな粉雪が舞う日にコンクリートを打てば、どんな養生をしても必ず割れてしまいます。まして造っている建物は工場。住宅などよりも、はるかに重い機械が並ぶのですから、いつも以上に気を使うべきです。

打設後のシート養生も、この時期ならば必要ですが、その辺りに気を使えるかどうかが、施工者の気遣いを知るポイントなのかもしれません。あと、技量も。

本日、箱根現調の予定でしたが、雪ですから行きません、はい(笑)

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