水平線


敷地中央に植えられていた樹木や、海側に生い茂っていた木々の枝を払い
スッキリとした美容室の計画地。
地面に立っている状態でも、こんなに水平線が見えることが確認できた。
一段上がった建物の中、あるいは建物の2階にまで上がれば、もっと遠くまで見える。

ちなみにどのぐらい遠くまで見えているかと言うと
水平線からの高さが分かると、大よその距離が分かるらしい。
観測者から水平線までの距離をx、観測者の海面からの目の高さをh(単位はm)とすると
x(m)=3570×√h(m)で算出できる。(wiki参照)
という事で計算してみる(笑)

この計画地が海抜約24m、写真の撮影者の身長が1.8m。その目線を1.7mと仮定する。
X=3570×√24.0+1.7=18098m となる。
つまり、見えている水平線は約18km先という計算になる。

これが建物の2階に立った時のことを考えると
X=3570×√24.0+3.5+1.7=19291mとなり、約19.3km先までが見える計算になる。
建物ワンフロア分で、見える距離が1.3kmも変わるとは、なんか凄い。
いや、建築とは全く関係ない話だが……。
伐採後

 

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