HOME > 最新情報 > BLOG -建築的じゃない日々- > 感謝した一日
長男の結婚式があり、週明けから数日お休みを頂戴いたしておりました。式と披露宴は、大名行列で賑わう箱根のホテルで、お願いしました。数十年前に一度だけ入ったことがあるホテルですが、やはり歴史と伝統のある格式高いホテルだという雰囲気が、玄関に入る前から漂っています。
1960年に建てられた建物に宿泊したのですが、建設当時、外国からの宿泊客を対象にしていたこともあり、各所にその名残が見えました。例えばドアノブの位置が、床から110cmから120cmほど高い位置に設けられています。日本人の身長が伸びたと言われる現在でも、ドアノブの取り付け高さは、床から約90cmが一般的。60年代当時、日本人が宿泊した際には、きっと驚いたことと思います。
何気なく吊られた照明にも重厚感が漂っています。ボールランプを繋ぐ木製のフレームには、梅の模様が彫られていますが、それはまるで地域の自然を大切にしていた証のようです。
挙げればきりの無い館内の素晴らしさでしたが、それはまた別の機会に。何よりも、親になれたことに心から感謝した幸せな一日でした。
2015年11月 5日 15:35
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カチカチ (2015年11月 6日 16:31)
おめでとうございます。天気も良かったようですね。晴れの姿が見れないのは残念ですが、仕方ない。
安井俊夫 (2015年12月 7日 11:17)
カチカチさん、ありがとうございます。
私の晴れ着で宜しければ、ご披露いたします。
ま、それはお呼びでないとは思いますが……。
子供の成長に、親が感謝した良い一日でした。
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