セキセイインコがやってきた

探して貰っていたセキセイインコのアルビノさんが、我が家にやって来た。だがアルビノさんだけでなく、なぜかルチノーさんも一緒。お店に来たアルビノさんを見に行った時に、あまりの可愛さに「こっちのルチノーさんも、うちの子にします」と、即決。

一羽ずつ小さな箱に入れられ、車に揺られて見知らぬ家に連れて来られた二羽は、さすがに怖いのか箱から出てこない。声を掛けたり、餌で誘っても箱から出ようとはしない。そりゃあそうだよね~、人間だって突然、狭い箱に閉じ込められて、見知らぬ家に連れて来られたら、絶対に怖くて外になんか出ないから。ましてこの二羽は、まだ雛鳥。ここで無理をすると、人を怖がる鳥になってしまうから。暫くしてようやく顔を出した二羽だが、今度は一つの籠に入れて喧嘩をしないかを確認しなければならない。相性が悪いと別の籠に入れる必要があるから。

慎重に籠に入れ、止まり木の高さを調整し、餌箱や水の位置を動かしたり増やしたりして、新居の環境を整えていく。なんせ止まり木にさえ止まったことが無いのだから、本人たちも恐る恐るだろうが、こっちも恐る恐るの作業の連続。二羽の相性を見るには、取りあえずは様子を見るしかない。ケンカしないと良いけど。

朝、籠に被せてある布をめくると……なんとかいけそうかも。それにしても、こんな小さな鳥が二羽いるだけなのに、なんて楽しいのだろう。