中間検査でした

板橋の家は、建築基準法上の中間検査と、建設会社が受ける瑕疵保険の躯体検査。同じ検査機関が見てくれるので、手間は一度でOK。ダイライトで建物を固めているので、金物も含めて問題なく終了。というかこの建物、敷地に高低差があるために、建物もスキップフロア形式となっており、法的な2階部分はほんの少しだけなので、面積や階数的な意味においては楽チンな建物。もっとも建物中央の要となる構面を軸に建物には段差があり、なおかつ平面が45度振れているので、構造的には少々厄介な建物なのだが。

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それでも監督さんや大工さんが知恵を絞って、絵に描いてある以上に綺麗に納めようと、あれこれ知恵を絞ってくれるので、とっても楽しい。以前、ある建設会社の方に「図面に書いてある通りに造れば良いのでしょ?」と、言われたことがある。勿論、それで良いのだが、それだと普通の建設会社のレベルです。本当に良い建設会社さんとは、図面以上に良い物を造ろうと、あれこれと知恵を絞り、配慮する会社のこと。それにそんな方たちと一緒に造っている方が、楽しいですからね。

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道路から見ると、どう見ても平屋の建物に見えるのですが、立派な2階建てです。

 

 

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