リアルの常識 ネットの非常識

リアルの世界では、こんな感じ。

A「すみません、駅に行くにはどう行けば良いですか?」

B「この道を真っ直ぐ行って、右に曲がると行けますよ」

A「わかりました、どうもありがとう」

 

ネットだと、こんな感じ。

A「貴方のブログに書いてあった、〇〇に関して教えて下さい。なるべく早めに返信下さい。」

B「御連絡ありがとうございます。それはこうで、ああで、そうなっています。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・終わり

何か違う。

 

他人に物を尋ねるなら、教えて貰えば「ありがとう」と、言うのは当たり前。会話の流れで考えても、礼まででワンセットだと思うのだが違うのだろうか? メールで他人様に物を尋ね、その回答をただでいただけることは、当然の権利だとでも考えているのだろうか。

最近、この手の方とトンと出会わなくなり、ああ、やはりネット社会でも最低限のマナーは浸透してきたのだな~と、思っていたのだが、どうやらそうでもないらしい。こちらも客商売なので、どんなに不作法で不躾な問合せであっても、出来る限り丁寧に対応しているが、だからと言って何も感じていないわけではない。不作法な輩にはカチンとくるし、礼儀知らずなメールは無視しようかと思うことだってある。でもそうはしない。それは客商売だから、ということではなく、人として最低限の礼節を持って対応したいと思っているから。

例えば、街で人とすれ違いざまに肩がぶつかっても、「なんだてめー!」と、いきなり怒鳴るのは常識の無いチンピラの話であって、常識のあるたいていの大人は、「あっ、失礼」とか「ごめんなさい」と、言うし、私もそう言う。それと同じで、どんなに不作法なメールでも、こちらは最低限の節度を持って対応するが、そんな感覚がゼロの人も居る。あとに残るのは、なんとも言い切れない不愉快な気分だけ。なんか割に合わない。いや、割とかそういう話でも無いのだが……。

 

 

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