「3月のライオン」前編・後編 

映画「3月のライオン」の前・後編を観て来た。原作は読んでいるが、映画は原作と違う展開で、原作を知らずとも充分に楽しめる作品でした。また大抵の場合、漫画の実写化だとキャストに違和感を覚えることが多いが、今回は見事にどの方も嵌まっていた。主人公の零を演じた神木君は勿論だが、島田さんも後藤も先生も会長も、みんな良かった。意外だったのが香子で、思っていた以上に香子でした。

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「闘いの前編」「泣きの後編」と言われていますが、個人的には後編の方が、いろいろな物と闘っていたように感じました。まぁこの作品は物語の全編を通して「泣き」の物語だと思いますけどね。

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映画で「3月のライオン」が上映されているそんな最中に、現実世界では史上最年少のプロ棋士・藤井四段が誕生し、デビュー以来破竹の勢いで、その名を轟かせています。非公式戦とはいえ、あの羽生名人を破った「AbemaTV七番勝負」の第七戦は凄かったです。ネットで試合の様子を見ましたが、勝負が付いた瞬間の羽生名人が、呆然と宙を見つめていた姿に、見ているこちらまでもが呆然とさせられました。

零くんも、きっと宗谷名人に勝つと期待しています。

 

 

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