もうワクワクしないんですよ-小田原市民ホールの話 

小田原市役所のHPに、「小田原市市民ホール整備事業公募型プロポーザル1次審査について」と題した、小田原市市民ホールの第一次審査の結果が公表されています。一次審査に残ったのは三社。残った三社の計画案は、pdfデータで見ることが出来ます。どの計画案も綺麗にまとまっていますが、正直言えば、もうどの案を見てもときめかないのです。もう飽きたと言うか、旬は過ぎたというか、惰性で遣っているというか、そんな感じにしか見ることが出来ません。

この計画のスタートは、昭和63年だったと記憶していますが、彼是30年近くの時間を費やしています。その間、コンペで設計者が決まっては中止し、また決めてはまた中止するの繰り返し。その間に主旨も意図も理想も理念も薄まり、今はもうなんとなく惰性で遣っているような気さえします。

小田原市は隣接する南足柄市との合併問題という、現在進行中の重要課題を抱えています。でもそれだって、一体どれほど市民レベルでの目線で考え、丁寧にメリット・デメリットを説明した上で進めているのかと言えば、甚だ疑問な状況です。そんな中での「市民ホール」の話は、なんだか場違いな感覚しか覚えません。まっ、知らない所で、勝手に動いていくのでしょうね。

小田原市HP  「小田原市市民ホール整備事業公募型プロポーザル1次審査について」

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