『ルージュ 硝子の太陽』誉田哲也著/読了

世田谷区祖師谷で起きた母子三人惨殺事件。被害者が地下アイドルだったこともあり、世間の大きな注目を集めていた。特捜本部に投入された姫川班だったが、遺体を徹底的に損壊した残忍な手口に捜査は暗礁に乗り上げてしまう。だが犯行の手口が二十八年前に起きた一家四人惨殺事件と酷似していることに気付き、当時の捜査関係者に当たるのだが、そこには予想もしなかった大きな障害が待ち受けていた――

『ノワール』と対になった本書は、謎の四人組に殺害されたフリージャーナリスト上岡が、殺される直前に追いかけていた二つの事件で繋がっている。そして東警部補との話しが、事件解決に大きな手掛かりとなっていることも重要。『ルージュ』を読んでからの『ノワール』を読むか、あるいは『ノワール』を読んでからの『ルージュ」か? 私は後者でよかったと思っている。

ちなみに今度TVドラマで、新・姫川シリーズが放送されるらしい。姫川を二階堂ふみさんが、菊田を亀梨君が演じるという。どうなのだろう……前のキャストのイメージが強く残っているので、観たい様な観たくないような。いや、観るんですけどね。

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