アントチェアをメンテナンスする

打合せスペースのアントチェアの一つが、キシキシと軋むことが気になっていたので、簡単にメンテした。椅子をひっくり返し、足を留めているネジのカバーを外すのだが、この段階で一手間掛かってしまった。このカバーが外れないのだ! 力任せに外そうとすれば、きっとプラスチックのカバーは割れてしまうに違いない。だから、そぉーっとそぉーっと遣るのだが、どうしてもダメ。こんな時はYouTubeで検索だ! と、カバーの外し方を探してみる……あった。

動画を参考にして、見事に外すことが出来た。内部構造は至ってシンプル。2本のスチールの足を交差させプレートに固定してある。そのプレートを3本のビスで椅子本体に固定しているのだが、そのうちの一本のビスが外れていた。外れていたビスを取り付ける前に十分に掃除し、軋む可能性のある部分にシリコンスプレーを吹き、そしてビスを固定する。こうして気になっていた椅子の軋みは、無事に解消された。

このアントチェアは本物のフリッツ・ハンセンの品なので、けして安くは無い。だから然るべき修理工房もあるのだが、修理費用もやはりお安くは無いのだ。だから出来る限り自分でやらないとね。それに物も、それから家だって自分で出来るメンテナンスは遣らないと、愛着は湧かないというものだと思います。

 

 

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