小田原市でも次亜塩素酸水の配布が始まる

小田原市でも昨日の10(金)から、次亜塩素酸水(除菌水)の配布が始まりました。小田原市役所をはじめ計五か所の施設で、一人一日500mlまで配布されます。私も今朝、貰いに行きましたが、11時頃には既に6~70人程の列が出来ており、その後も続々と人が集まっていました。 

次亜塩素酸水はアルコールを主成分とした消毒薬とは違い、塩化ナトリウムなどを電気分解して作られる低刺激の除菌水で、食品の加工時にも使われています。逆に言えば殺菌力はアルコールを主成分とした物よりは低いため、新型コロナの殺菌に絶対に効くと効果を保証されたものではありません。それでもアルコール消毒液が手に入りにくい現状においては、とても貴重な代用品と言えます。

この次亜塩素酸水を利用してドアノブやテーブル、その他、人の手に触れやすい場所を、小まめに掃除することで、感染へのリスクは格段に下がると思っています。何よりもそういう習慣付けと、危機感を覚えることが大切で、公共交通機関を利用する方が携帯し、外出先でも小まめに手を消毒することが出来れば安心にも繋がることでしょう。

外出を控える要請が出ても、職場に出掛けなければならない人は沢山います。その際、電車やバスを利用する人は多く、どうしても感染へのリスクは高くなります。こうした除菌水の配布は、本当に助かります。小田原市の次亜塩素酸水の配布は、19(日)までです。

小田原市役所のホームページ 

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コメント(2)

ベティ (2020年4月17日 17:54)

新型コロナの不安の中、(市民が今一番何を困っているのか)と市民によりそい知恵を出し、代用品として使える次亜塩素酸水の配布を即始めるという小田原市の姿勢は素晴らしいと思います。政府からのマスクの郵送が始まったようですが、噂によるとサイズが小さいらしいので、子どものためにお母さんがアップリケやワッペンでもつけてあげると喜んで使ってくれるかもしれませんね☺️

天工舎一級建築士事務所 (2020年4月18日 11:03)

本当ですね。必要な物は人それぞれ違うと思います。だから万人に受け入れられる対応や手立ては無いのかもしれませんが、それでも「誰の立場に立って考えているの?」は、伝わってしまうものです。小田原市が配布している次亜塩素散水だって、「それではなくアルコール除菌液を配れ」と思っている人だっているかもしれませんし、「一人500mlではなく、もっと寄越せ」と言う人だっているかもしれません。でも出来れば、そう考えるのではなく、あるいは振る舞うのではなく、「助かる、ありがとう」と、受け入れる姿勢が大切だと思っています。

政府から送られてくる二枚のマスクにもいろいろと問題はありますが、知恵と工夫で活用できると良いですね。

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