土地の地下は誰の物か知ってます?

東京都調布の住宅街で、道路が深さ5mほど陥没する事故が発生した。調べてみると、地下40m以上の深い場所を、外環道トンネル工事が行われていたという。トンネル工事と陥没事故の因果関係は、現在調査中。

で、気になったのが、自分の土地の地下は、いったいどこまでが自分の権利下にあるのだろうか? と、いうこと。「空中権」という言葉は聞いたことがあるが、「地下権」て言葉は聞いたことが無かったから。だから参考までに調べてみたら・・・・・・ありました、地下権。

原則は、地球のずっーっと深くまで自分の権利下なんですが、一部の首都圏や限定された区域には、「深さ〇〇mまではあなたのものだけど、それより深い場所は公益のために使うこともあるから理解してね」という趣旨のもとに規制されている区域があるそうです。それが東京をはじめとした首都圏、大阪を中心とした近畿圏、そして愛知を中心とした中部圏。いわゆる大都会に関して設けられた基準があるそうです。

で、気になるのはこの深さ〇〇mの数値なのてすが、2001年に施行された「大深度地下使用法」という法律により決められており、深さ40mより下に関しては、公共の利益のために使うよ-と、規定されているそうです。これを「僕は嫌だ!」と、拒否すると不協和音が生まれるため拒否できないそうな。今回の陥没事故発生現場に関しては、地下40m以上の深い場所を掘削していたらしい。

少し大きなビルを建てる場合、深さ40mぐらいまで杭を打つこともあると思うのですが、そんな時はどうするの? と、素人みたいな感想を言いながら、ニュースを見てました。これ以上の被害は出ませんように。

 

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