移動に10時間半、用件15分

昨日は水戸で完了検査。検査前に消防本部に書類を提出したかったので、朝の7時半には家を出た。特急を乗り継いで午前中に水戸へ着く予定だったのだが、順調だったのは品川まで。品川から特急ひたちに乗る予定だったのだが、落雷の影響で柏駅の信号トラブルが発生。常磐線の上下線の前線が不通となってしまった。

駅員さんに尋ねても復旧の目途は立たず、回復の目処が立たない状態とのこと。水戸まで行くなら、品川駅に居るよりも上野駅に居た方が少しは可能性があると言われ、上野へ移動。その間、高速バスなどのルートも調べたが、時間的にも無理があることが判明。そんなこんなで上野まで来たものの状況は変わらず。

仕方ないので検査機関に連絡し、万一、私が辿り着けない場合には現場担当者が対応する旨を伝え、現場にもその内容で連絡。検査が他の者で対応できるなら、いっそ今日は行かないと言う選択肢もあるのだが、消防に書類を提出する必要があり、しかも郵送は不可。さらに言えば書類は正・副提出で、副本は決済後に受領する必要がある。しかもこの受領も、行って受け取らなければならない。出来ればその場で副本を受領できるように、お願いする必要もあり、どっちみち水戸には行かねばならない。

そうこうしているうちに、もうすぐ昼。ようやく常磐線が復旧し、少しずつ動き出したものの、上下線ともダイヤが乱れに乱れ、特急が動き出すかどうかさえ分からない状態。しかたなく入って来た快速に乗るも、各駅で信号調整をするために停車するので各駅停車状態。そんなノロノロした感じで水戸を目指す。検査の時間を、水戸から遠く離れた牛久駅で迎える。しばらく後に現場から検査は無事に終わったとの連絡が入って、ホッと一安心。そして午後の2時半、ようやく水戸駅に到着。

タクシーに飛び乗り水戸市役所へ。消防本部は市役所庁舎内にあるので。書類を提出し、その場で内容を確認していただき副本を受領。そこから現場に移動するには、さらに車で30分は掛かる。現場に連絡すると、行かなくても大丈夫そうなので、とんぼ返りで水戸駅へ戻る。なんせ上りの電車の様子が全く分からないので、下手をすると水戸に泊まりの可能性もあったから。

電車は間引き・遅延だらけだが、3～60分程度の遅れで、なんとか特急も走っているとのこと。ただし本来は品川まで行く電車が、全て上野駅止まりとのこと。それでも帰れるのならと一番早い特急に飛び乗り上野へ。上野から東京へ出て、なんとか小田原に戻って来た時には、もうクタクタでした。