小田原市役所、またやらかす

まーた小田原市がやらかしたようですね。今度は回収した放置自転車を無断で廃棄して、自転車所有者との間でトラブルになり、45万円の損害賠償を支払ったという話。

放置自転車無断処分で45万円賠償 小田原市、37人と示談 路上などに1週間以上放置の24台にも

勝手に処分した自転車は120台。そのうちで小田原市に損害賠償を求めた人が37台の自転車所有者で、残り83台の所有者に関しては現時点では未確定。「放置自転車」と書くから、それは放置した側も悪いと言われそうですが、それがそうでも無いのです。放置自転車を回収し処分するにも一定のルールがあり、そのルールを守らなければ他者の所有物を無断で破棄したことになります。

かくいう私も自転車に関しては、小田原市に嫌な目にあわされたことがあり、当時苦々しく思ったことを今でもハッキリと覚えています。以前、私鉄駅の傍に設けられた駐輪場に自転車を止めて、出掛けたことがありました。夕方に用事を済ませて戻ってきたら、私の自転車が駐輪場から消えていたのです。同じタイミングで、学校帰りの女子高生の自転車も見当たらず、二人で駐輪場の周りも含めて探したのですが、結局二台とも見付かりませんでした。防犯登録していたので、すぐに警察に連絡をして盗難届を出そうとしていたら、その様子を見ていた近所の人が「今日、市の放置自転車回収車が来て、付近の放置自転車を何台も積んで行ったけど、まさかその中に紛れちゃったのかね」と、教えてくれたのです。

そこで放置自転車を回収し保管しておく場所に問い合わせたところ、「確かに今日、その場所から数台の自転車を回収した。返却を希望するなら明日、保管場所まで引き取りに来るように。勿論、保管費用は納付して貰うよ」とのこと。ちょっと待て!!! なんで決められた駐輪場内に停めておいた自転車が放置自転車扱いとなり、しかも返してほしければ金払え―なんて扱いされなきゃいけないの。しかも自転車の保管料が2000円、そんな理不尽な話が合ってたまるか! と、激怒したのは当然のこと。また保管場所は歩いていけるような近くではなく、車で行く必要がある遠い場所にも驚きました。

翌日、車で保管場所に行くと、無くなった私の自転車がそこにありました。返して欲しいと言うと横柄な態度のオジサンが「放置したお前が悪い」と言わんばかりの態度で、保管料2000円支払わないと渡せないと言うのです。文句があるなら市役所に言えと、担当部署の電話番号を告げられたので、その場で市役所に電話。指定の駐輪場に停めておいたこと、それが放置自転車として回収されたこと、自転車の保管費用2000円を支払いたくないことを伝えたのですが、紋切り型に「返してほしければ2000円を支払ってください。支払わなければ返却できません」の一点張りでした。

何だこの理不尽な話は―――――!

頭から湯気が出そうなほど腹が立ったのですが、長引かせるのも面倒になり泣く泣く2000円を払って自転車を返して貰いました。あの時の悔しさは、今でも忘れていません。放置自転車は確かに迷惑ですし、美観的にも安全上も宜しくありません。ですからまずは放置自転車を止めましょう!  ← これが大前提で大事な話。でも何かの事情で放置してしまい、その結果回収されたとしたら、回収した側もルールに従った手順を踏むことが大切です。通知することが面倒臭かったから連絡せずに捨てちゃった―なんて話が通る筈が無いんですよ。面倒臭いから連絡せずに捨てちゃった、なんて対応している公務員てバ〇なの?ってこと。損害賠償を支払ったと書いてありますが、その支払ったお金は市民の税金ですよね。馬鹿な担当者の不始末で、税金を無駄に使うなよって話です。民間企業でそんな対応していていたら、間違いなく処分の対象だからね。書いてたらまた腹が立ってきたわ……。

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