安全対策

上棟前に材料の一部を搬入中。搬入された材料には養生が施され、今週末に上棟です。

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工事の話ではありませんが、この敷地は造成された4宅地のうちの一つで、両隣の二軒の工事も始まっています。その現場内に近所の子供が立ち入り、置いてある道具や施工された材料などを玩具にして、遊んでいるという報告がありました。

隣家の現場内に置いてあるユンボに乗り込み、運転する真似や機器類を触り遊んでいるという、近隣の方からの目撃情報もあったそうです。工事現場内には危険な道具や資材も多数あり、怪我をされると困りますし、道具や材料が壊されることも嫌です。仮に仮設水道を、一晩中出しっ放しにされたら、周辺道路まで泥で汚す可能性もあります。

という事で、とりあえず敷地全周に侵入防止用ネットを張り巡らせ、正面ゲートの門扉には南京錠を設置しました。ゲート脇には、立ち入り禁止の看板を掲示します。現場内に道具類を置く場合には、子供にイタズラされる危険性があることを告げ、各人で保安と安全を徹底するなどの対策も講じます。仮設電気のブレーカーは、毎日仕事終わりに落としていますが、仮設水道は仕事終わりに元栓を閉めておくことなどを、入場するすべての業者さんに申し送りをすることで、しばらくは様子を見ることにします。

明日には足場も立ちます。現場が休みの日に子供が無断で立ち入り、万が一転落事故でも起こしたら、現場管理が不十分だったと責任問題になるため、ここは徹底した対策が必要です。

昔は洗濯機の取扱説明書に「子供を中に入れて洗わないで下さい」なんて書かれてはいませんでしたが、今は「それを書いていないから洗濯機で子供を洗えると思った」と、平気で言う方も居ます。私の常識はすべての人の常識ではないことを理解し、対応することが必要な時代なのかもしれませんね。

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