定例

塚原の家の定例。午後から瑕疵保険の躯体検査があるので、その前に各所の金物の確認をし、その後この先の工程などを含めて打ち合わせ。

土台に貼られている黒いテープは、座彫金物の目止めのために貼られています。いまは床の下地として厚い合板を張り、その上に床仕上げを行うことが多いのですが、その際、基礎と土台を繋ぐボルトが土台より飛び出していると合板を張ることが出来ないため、土台と平らになるようなボルトナットが用いられています。ですがその小さな穴から、冷気が室内に上がることを少しでも避けようと塞いでいるわけです。この後、床に断熱材を敷設し、その上に合板を張ることになりますが、その合板の継ぎ目にも気密用のテープを張ります。昔はやらなかった断熱・気密に配慮した一手間なのですが、大工さんには大変な作業です。

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部屋の一部は勾配天井になっていますが、ここの断熱工事もまた大変です。

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今月は、何かと慌ただしい作業が続きますが、なにごとも骨組みとなる部分の作業が大切なんです。

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