大黒柱のある家新築設計

大黒柱のある家

大黒柱のある家イメージ

茶の間から続くデッキは内としても使える外空間イメージ

木製格子で囲った階段は将来、障子を貼り行燈のような設えとなるイメージ

風も光も通す緩やかな仕切りとしてイメージ

親子が並んで勉強する場所イメージ

夏になると木製のウッドデッキはよしずで覆われるイメージ

雨の道を仕込んだ玄関ポーチイメージ

一戸建て住宅/木造2階建て

敷地面積
138.97㎡
建築面積
43.54㎡(13.17坪)
延床面積
83.28㎡(25.18坪)
設計期間
2010年5月 ~ 2010年8月
監理期間
2010年8月 ~_2010年12月
施工会社
株式会社 安池建設工業 (敬称略)

神奈川県小田原市

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「限りある予算の中で、子供にどんな心象風景を残してあげられるのだろうか」
二十代の施主御夫婦が求めたのは寛ぎの場の心地良さと、触れたときの質感の良い材料でした。
そこでソファに腰掛けるリビングではなく、座して寛ぐ茶の間での生活を設えました。

本畳を敷き、それ以外の場所には無垢のナラ板を貼りました。
壁には本漆喰を塗り、ペタペタと触ることの出来る大黒柱は、地元小田原で大切に育てられた杉の八寸角。

小さな空間を細々と区切る事がないよう、例えば2階には壁でなく木の格子を入れました。
将来のお子さんの成長に合わせ、好きなように区切ることもできます。

また、短期間の設計と、効率の良い施工を心掛け、作業期間を短くすることでコストパフォーマンスを計りました。