W.BOX 2018 新築設計

2階リビングを持つ真っ白な小さな箱の家

W.BOX 2018イメージ

建物東側、白い屋根と白い壁、そして白い窓イメージ

建物北側の前に植えられたのはシマトリネコイメージ

小さなお子さんのために設けた木製のスノコイメージ

2階リビングは屋根の構造材を表した空間にイメージ

造り付けの洗面台はアピトン製イメージ

開放感あふれるキッチンは限られた収納だけを設けるイメージ

一戸建て住宅/木造2階建て

敷地面積
129.66㎡
建築面積
52.99㎡(16.02坪)
延床面積
97.71㎡(29.55坪)
床面積
97.71㎡(29.55坪)
設計期間
2018年1月~2018年5月
監理期間
2018年6月~2018年11月
施工期間
2018年6月~2018年11月(6ヶ月)
施工会社
株式会社 安池建築工房 (敬称略)

神奈川県小田原市

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神奈川県小田原市、小田原漁港に近い住宅地の一角に、20代の御夫婦と小さな二人のお子さんが住むための家が完成しました。出来る限りご予算を抑える計画だったため、徹底的にコストを抑える工夫をしました。建物は4間(7.28m)角の総二階、費用が掛かる基礎や屋根・外壁面積が少なくなることを考えました。外壁はサイディングに塗装、屋根はガルバリウム鋼板葺きの切妻屋根とし、軒樋、縦樋が最少となることも考えます。

ですがコストを抑えることばかりに捉われ、家が単調でつまらないものになることは避けたい。そこでリビングを2階に配置し、屋根のフレームを見せることで、開放性と風や光の入り方に一工夫を施しました。一番触れる時間の長い床材にも、肌触りの良い杉の無垢板を採用しました。これは大人よりも、身体が小さく弱い子供にとって優しい家となることにも一役買っています。

照明はパナソニック製の茶筒型の壁・天井直付型の器具に、LED電球を設置した物。2階食堂と台所の上部に関しては、コード長さを特注して長い物を製作していただき、垂木から吊り下げることで、空間に遊びを施しています。

外構工事は塀やフェンスなどを設けず、最低限必要な駐車場の舗装や布団などを干す為のスペースの確保に留めました。それでも玄関前には一本の「しまとりねこ」を植え、シンボルツリーとしています。そこには御家族の成長と一緒に、育って欲しいと言う願いも込められてのこと。成長する可能性を沢山残した家は、これから御家族と一本の樹木と共に、生活に即した形で変化し続けることでしょう。

「W・BOX」は「White BOX = 白い小さな家」の意味。