建築士の定期講習は3年に一度ある

建築士には定期的に講習を受け、講義終了時に行われる終了考査試験に合格しなければならないという義務があります。定期講習は3年おきで、講習時間は6時間。内1時間は終了考査の時間です。

受講には勿論、費用が必要で1級建築士の場合には12000円、2級建築士の場合には9900円掛かります。しかも終了考査試験に合格しなければ、合格するまで何度でも受け直さなければなりません。ま、大抵の人は受かるんですけどね。

これの何が面倒臭いって、講習会場まで出掛けることが一つ、その講習会場には定員が設けられており、かつ日程が決まっていること。今でこそオンライン講習が認められたので、だいぶ楽にはなりましたが、それでも一日潰れることには変わらないので、面倒なことこの上ない。

この定期講習制度が義務化されたのは、2005年の耐震偽装問題が発端で、その後、「建物の安全性の確保と建築士への信頼回復を目的」として建築士法が改定された結果の代物です。つまり建築士性善説から性悪説へと変わったということ。

この法律を改正した時の国交大臣の名前は忘れていませんからね。建築士ならその名を一度聞けば、絶対に忘れない特徴的な名前なので。勿論、その方の政党名も。

で、私の定期講習は今年。しかもその他に既存住宅現況調査技術者資格の更新も今年あり、こちらには講義と終了考査を合わせて4時間を要します。しかも受講料は1級建築士の定期講習よりも高い……頑張ろう。

中古住宅の購入を検討されている方で、ホームインスペクションを検討されている方は、こちらまでご相談ください。

執筆者:安井 俊夫(天工舎一級建築士事務所 代表)

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