鹿児島県阿久根市の浜に沈んでいた旧日本海軍の戦闘機・紫電改が、81年の時を経て引き揚げられたというニュースを見ました。
Yahooニュース 81年の時を経て 阿久根市沖に不時着した戦闘機「紫電改」を引き揚げ 鹿児島
もちろん実機を見たことなどありません。ですが子供時代に、プラモデルを作った記憶があります。小学生の当時、戦車や戦闘機のプラモデルを作るのが好きで、その中でも紫電改はどこか特別な存在でした。たぶん、漫画『紫電改のタカ』の影響が、大きかったと思います。
『紫電改のタカ』は、ちばてつや氏の描かれた作品で、戦争の難しいことなど考えず、ただ漫画として夢中で読んでいました。とにかく空中戦の場面が格好良く、そこに登場する戦闘機の姿や性能に惹かれていました。
けれど大人になった今、81年ぶりに海の底から引き揚げられた機体のニュースを見ると、子供の頃の「格好いい」という気持ちだけでは済まされないものも感じます。そこには、確かに一つの時代があり、その中で生きた人たちが居たのだと考えさせられます。
少年時代の記憶の中にあった紫電改が、こうして現実の機体として再び姿を現したことに、不思議な懐かしさを覚えました。今後この機体がどのように保存され、公開されるのかは分かりませんが、もし見られる機会があるなら、一度この目で見てみたいと思っています。