『議論の作法』櫻井よしこ著/読了

議論におけるテクニックと言った、技術的なマニュアル本ではありません。著者である櫻井さんが、日本を取り巻く関連諸国の方たちと、歴史認識をはじめとした領土問題や環境、教育問題に関して対談されている、実例集と言っても良い一冊です。

中国や韓国などとの歴史認識や領土問題に関する対談は、櫻井さんの知識量と見識の広さを知ることが出来ます。ですがそれよりも面白かったのは「ゆとり教育」に関する御高説で、日本の現状と将来を憂うお気持ちが滲み出ています。たいへん参考になりました。

余談ですが、櫻井さんとは二度ほど、お目に掛かったことがあります。一度は知り合いに御紹介いただき、御挨拶させていただきました。たしか御母堂様とご一緒に、旅行を楽しまれている時の事で、それから数年は新年の御挨拶もさせていただきました。二度目は東京のホテルでした。私はある出版社さんが主催する文芸賞の受賞パーティ会場に、遊びに行っていました。櫻井さんは隣のホールで講演会をされ、お帰りになるタイミングで、チラッとお姿を拝見しただけですけどね。

本書『議論の作法』、勉強になりました。

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