『アクセス』誉田哲也著/読了

自分以外の誰かを登録させると、自分の携帯もネットも無料になるという怪しげなプロバイダ「2mb.net」。加奈子は親友の尚美から紹介されて、そのサイトに登録してしまう。その直後、尚美は謎の死を遂げるのだが、そこから加奈子の携帯に「お前が殺した」という怪しげな電話が掛かってくるようになる。その時、すでに加奈子は従妹の雪乃に、プロバイダを登録させていたのだ。自殺、失踪、連続殺人と、加奈子の身近で恐ろしい事件が次々と起こる。「極限の悪意」を相手に、女子高生加奈子の壮絶な戦いが始まる。

ミステリと思って読み始めたら、ガチガチのホラーでした。しかも新作ではなく、誉田さんの初期の作品だと知り二度ビックリ! 「お得な話には裏がある」という定番中の定番な展開でしたが、筆圧が高いので引き込まれるように読み切ってしまいました。ひさしぶりにホラー系を読みましたが、怖い話って夜中に読むのが絶対に良いですね。より怖さを体感できるのでお勧めです。

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