ミステリ作家の有栖川有栖先生から、新作『折れた岬』を御恵贈いただきました。
いつも気に掛けていただき、有難い限りです。
有栖川先生との御縁は、2007年に遡ります。
この年、日本推理作家協会主催の「日本推理作家協会賞評論部門」の最終選考作品に拙著をノミネートしていただき、その際、選考委員を務められていた有栖川先生にも拙著をお読みいただき、評価していただきました。
その翌年の2008年には、本格ミステリ大賞を受賞された『女王国の城』に登場する建物の図版を、解析・作図させていただくことになりました。
その御縁から、その後は共著の『密室入門!』、さらに新書版として改められた『密室入門』へと続き、今もこうして御縁をいただいております。
考えてみれば、もう20年近くになり、有難い限りです。
新作の『折れた岬』は、秋の夜長に相応しい大作ですので、謹んで拝読させていただきます。
物語の舞台も小田原からほど近い南伊豆。
そして帯には「覆面作家が忽然と消えた家」とあります。
何やら建物にも曰くがありそうな雰囲気が……。
楽しみです!

安井俊夫|天工舎一級建築士事務所
一級建築士・『建築トリック謎解きガイド』著者。建築や暮らし、本について日々感じたことを書いています。