『矢澤潤二の微妙な陰謀』 秋梨惟喬 著/読了

矢澤潤二と名乗る正体不明の男が語る、摩訶不思議な世界。
それは超能力やUFO真実、徳川埋蔵金や百匹の猿理論に関すると言った内容ばかり。
まことしやかに語るその話に、様々な人の人生が歪められていくという話の連作集。

赤毛同盟的な話もあり、ミステリ好きは思わずニヤリとしてしまう。
私が読みながら、頭に描いていた矢澤潤二像は「笑ゥせぇるすまん」の
喪黒福造を少しスマートにした感じだが、怪しさという点では彼以上。
こういう作品、結構好きです。