先日、有隣堂小田原ラスカ店様へ、拙著『建築トリック謎解きガイド』を展開していただいている御礼とご挨拶に伺いました。
その際、面陳されている本書を見つけ、思わず購入した一冊。

カバーは関東大震災で残念ながら倒壊した有隣堂伊勢佐木町本店の写真ですが
本書では関東大震災や空襲を乗り越えた建築物や、その中で営まれてきた暮らしぶりを感じることができます。
掲載されている建物は旧居留地48番館をはじめ、神奈川県庁本庁舎や崎陽軒本店など、好きな人にはグッとくる建物ばかり。
個人的には横浜指路教会が載っていたのは嬉しかった。
でも横浜には、もっとたくさんのグッとくる建物や街路があるので、一冊では掲載しつくせないですね。
あ、そうそう、本書は珍しくダブル・カバーでしたので、そちらもご紹介。
一枚目の画像は震災前の有隣堂伊勢佐木町本店の写真で、カバーを外すと現れるもう一つの表紙は、ホテルニューグランド。

また栞も好きです。

本書片手に横浜の街を歩いたら、格好のガイドブックになるかもしれません。
ちなみに……、小田原にも震災や空襲を乗り越えて現存する建物がたくさんあります。
国の登録有形文化財に指定されている「だるま料理店」や「清閑亭」をはじめ、松永記念館や皆春荘などもその一例です。
他にも多数存在するので、小田原建築散歩も、お忘れなく。
安井俊夫|天工舎一級建築士事務所
一級建築士・『建築トリック謎解きガイド』著者。建築や暮らし、本について日々感じたことを書いています。