コザクラインコは紙を細長く噛み切って、自分の背中に差すことがあります。
これは「コザクラインコの飾り羽」と呼ばれる巣作り行動の一つだそうです。
背中にたくさんの噛み切った紙を挟んだまま、自分の巣へ持ち帰り「巣作りのパーツ」としてさらに細かく噛み切ります。
それを自分が気に入る形に整えて巣とし、その後に卵を産むというわけ。
最初に見た時は、自分を飾り付けている「お化粧」なのだと思っていたのですが、どうやら違うそうです。

鳥にとって産卵は体への負担が大きく、場合によっては命に関わることもあります。
以前、セキセイインコが産卵異常を起こして、卵を産み続けてしまったことがありました。
数日おきに卵を産み続けてしまうと、そのうちに殻が柔らかい状態で産むようになってしまったことがありました。
こうなると最悪は産道内で殻が破れ、破れた殻が産道を傷付けて、最悪の場合には死んでしまうこともあります。
そんな経験をしているので、なるべく発情させないように気を付けています。
ですから我が家のコザクラインコが、鳥籠ではなく自分のお気に入りの場所を見つけ、そこにせっせと千切った紙を運び入れるのを見付けると、その後から黙って片付けて掃除をしてしまいます。
少し可哀想な気もしますが、何時までも元気で長生きして欲しいので、今日も見つからないように掃除をします。
執筆者:安井 俊夫(天工舎一級建築士事務所 代表)
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