本当の幸せって、実は身近なところにあるのに、それに気付かずに違う場所を探してしまう。
なんとなく、そんな感想を読後に抱く作品です。
人口300人程の限界集落の青年会メンバーが、村に人を呼ぶための「村おこし」を考える。搔き集めた資金は536万円。その金を握りしめ、東京の広告代理店に相談に行くが、けんもほろろに追い払われる。重い足取りで帰路に着く途中、偶然目にしたプロダクションは倒産寸前のユニバーサル広告社。536万円がどうしても欲しい広告社は、軽々に村おこしを引き受けてしまう—。
物語は軽妙で楽しく読めるのだが、その内容は笑えないかもしれません。今の地方都市が抱える人口減や収入減の問題がテーマだから。でも面白いので、このまま次の作品を読むことにしましょう。
次の作品は、ユニバーサル広告社に舞い込んだ依頼は、ナント! 「ヤクザ組織・小鳩組のイメージアップ戦略」。
『なかよし小鳩組』を読みます。
