Diary 2003年1月18日

打ち合わせに行く途中、坂道の下で信号待ちで止まっていた時に、凄い光景を目撃した!
自転車に乗った若い女性が、右手だけの片手運転で、凄いスピードで坂道を下ってきた。左手には抱えるように、白い何かを持っている。白菜かスイカのような大きさの物を、白い布で包んだようなものだった。

一瞬その女性はよろけ、危なく抱えていた何かを落としそうになった!白い布がめくれ、それが赤ん坊だと解った時には、背筋が凍る思いだった。幸いにも赤ん坊を落とす事は無かったが、あの女性は一体何を考えているんだろう・・・と、怖くなった。

どんなに火急の用があったとしても、もう少し別の移動手段が有ると思う。赤ん坊は物じゃない。不安定な姿勢で、もし落としたらどうするつもりなのだろう。決して落とさない自信でもあるのだろうか?

便利さを求めるあまり、大切な事や優しさを忘れてしまったのだろうか?下手なホラーより、よっぽど怖い物を見た気分だ。

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