金属泥棒が横行すると・・・

ガルバリウム鋼板を外壁に張った家
全国各地で道路内のマンホールやグレーチングの蓋、ステンレス製の車止めと言った金属が盗まれると言う事件が起こっている。中には、お墓の線香立まで盗むという、なんとも罰当たりな輩まで居るそうな。
私の住む小田原でも、子供たちが遊ぶ自然公園内に設置された、公衆トイレの屋根を葺いた銅版が盗まれた。一体どうなってるのだろう?

思わず戦後の日本を思い出す(いや、私は生まれてないから思い出さないが)
それでも映画やドラマの中で、子供が磁石を引き摺りながら歩き、釘や砂鉄を集めて売っていた光景は見ている。まるで、そんな感じだね。

私も子供時代に、川原や海岸に落ちているコーラの瓶や一升瓶を拾い集め、駄菓子屋や酒屋で買い取って貰ったことがある。
今の時代では考えられないが、昔はコーラの空き瓶を(確か1リットル瓶だと思うが)お店屋さんに持って行くと、たしか1本10円ぐらいで引き取ってくれたのだ。
そんなことをして、アイスを買うお金を集めていたのだ(←リアル話)

でも今、横行している金属泥棒は、そんな類のものではない。その行為は「貧しい」を通り越して、物悲しくさえある。

ひょっとしたら、写真のような金属製の外壁の家の人が、家族旅行から帰ってきたら、鋼板を全て剥がされて骨組みが露出していた!・・・なんて事件が起こらなければ良いがとさえ考えてしまう。それじゃあまるで、羽をむしられた鳥みたいだからね!(笑)・・・笑ってる場合じゃないけど。

ちなみに写真は、何の関係もない。ただ金属製の外壁写真として載せただけ。
あーい、とぅいまてぇーん!(←“ですよ”の口調で)

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