『ゴジラ-1.0』を鑑賞

評判になっている『ゴジラ-1.0』を、観てきました。まさかゴジラ映画で泣かされるとは、思ってもいませんでした。時代は戦後の日本です。敗戦でボロボロになった日本が、なんとか這い上がろうと藻掻く中、ゴジラが日本を襲います。まだ自衛隊という組織は存在せず、米軍もソ連との緊張状態が続き助けてはくれません。ただ、没収予定の戦艦数隻を使用することが許されるのですが、敗戦国の日本には軍隊と言う組織も無く、仕方なく旧海軍の軍人が集まった民間組織でゴジラに挑むと言うお話。

いや~、凄く面白かったです。主人公の人生がしっかりと描かれており、ただの怪獣映画ではありませんでした。こんなゴジラ映画あったかな?と、思うほど。戦後の貧困の中、生きていくこともままならない中に現れる絶対無敵の怪獣ゴジラ。今までのゴジラ映画って、巨大な怪獣に強力な火力で立ち向かうのですが(いや、立ち向かっても勝てないのですが)その火力(戦車やミサイル・戦闘機etc)も無い中で、知恵とわずかな武器だけで向かって行く姿に胸が熱くなります。

個人的に萌えたのは、駆逐艦雪風と駆逐艦欅の登場。思わず心の中で「欅キター!」と、叫びましたが、もっと叫んだのが局地戦闘機 震電(しんでん)の登場でした。これ子供の時にプラモデル作った!と、めっちゃテンション上がりました。こんなとこで震電が出てくるなんて、山崎監督天才なんじゃないかと思ったほど。とまぁオタク心の琴線を、ブンブン震わす仕掛けはたくさんあったのですが、それ以上に人物の背景や生活、機微が描かれており、そこに泣かされることもありました。

自分が生まれるほんの15年ほど前の日本の様子、その時代によく似合うゴジラ、なんか凄く良い物を観た気がします。もう一回ぐらいは観ても良いと思っています。ちなみに私、「シン・ゴジラ」も、観ています。

映画『ゴジラ-1.0』公式サイト

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